標記の「研修会・公開講演会」を下記のとおり開催いたしますので、 是非ともご参加くださいますようご案内申しあげます。
なお、covid-19の感染状況により中止となる場合がございますことご了承ください。
記
1.日 時 9月3日(土)10:30~15:50〔受付10:00/13:00〕
2.会 場 本願寺福井別院 門徒会館2階大ホール/本堂(公開講演会開講式のみ)
<研修会受付:門徒会館1階ロビー/講演会受付:本堂>
3.講 師 今 井 雅 晴〈筑波大学名誉教授 / 東国真宗研究所所長〉※別院でご講演いただきます。
4.講 題 研修会…「親鸞聖人の立教開宗」 ※研修会は寺族・僧侶を対象
講演会…「親鸞聖人の報謝と現代」
5.参 加 費 無 料
6.申込方法 ①寺族・僧侶は下記のQRコードよりお申し込みください。
②門信徒・一般の方でリモート受講を希望される方は下記の専用フォームよりお申し込み
ください。(来場される場合は申し込みは不要です)
①寺族・僧侶専用
来場及びリモート受講申込フォーム
②門信徒・一般専用
リモート受講申込フォーム
10:30 開会式(大ホール)
11:00 講 義「親鸞聖人の立教開宗」
12:00 昼休憩
13:00 受 付(本堂)
13:20 開講式(本堂) 来賓 真宗出雲路派御門主
14:00 移 動(大ホールへ)
14:10 講 演「親鸞聖人の報謝と現代」
15:40 閉講式
15:50 散 会
【講師 紹介】 今 井 雅 晴 ( いまい まさはる )
筑波大学名誉教授、東国真宗研究所所長。専門は日本中世史、仏教史。
〈著書〉
『親鸞と浄土真宗』 『親鸞と東国』(吉川弘文館)
『親鸞の史実と伝承』(法蔵館)
『親鸞と本願寺一族』(雄山閣出版)「歴史を知り、親鸞を知る」①~⑩(自照社出版) 他多数
【研 修 会】 講題:「親鸞聖人の立教開宗」
親鸞聖人は29歳で専修念仏を学ばれました。これは草庵の中での、いわば消費生活の中での理論の学びでした。35歳で越後に流され、武士・農民・漁民等の生産生活の中で念仏の布教方法を学ばれました。
42歳で関東へ行き多くの門信徒を得、その成果の上に『教行信証』を執筆されました。立教開宗です。
本書は理論と実践の成果のもとに執筆されており、そこに親鸞聖人の立教開宗の特色があります。
本講演ではこれらのことをお話します。
【公開講演会】 講題:「親鸞聖人の報謝と現代」
親鸞聖人に報謝の念仏があります。「報謝」は聖人の時代の人々が大切にした考え方でした。
その時代、現代のような「感謝」という言葉はなく「報謝」だけがありました。「恩を受けたら必ずお返しをする」(「ありがとう」と言うだけでなく)のが「報謝」です。
私は世界各地の大学に客員教授で赴任し、若者たちが宗教の違いを超えて「報謝」の心に感動することを知り、親鸞聖人の教えは大切と実感しました。
本講演ではこれらをお話します。